ショパン・ナショナル・エディション・ディスク全集

ナショナル・エディションによるショパンのCDです。ナショナル・エディションの発刊に合わせてCDも順次リリースされていますが、中には発刊前のものも含まれています。内容もピオトル・パレチニ、エヴァ・ポブウォツカ、ヤヌシュ・オレイニチャクと現代のポーランドを代表する優れた演奏家により録音されています。この中でも特にお気に入りのディスクを2つ紹介しましょう。
一つは外国人演奏家シリーズの第一弾として、ポーランド人演奏家に混ざり唯一の日本人として参加している河合優子さんのCDです。大変、真摯にショパンの作品と向き合っており、(良くも悪くも)演奏家としての我を抑えた純度の高いショパン演奏を聴かせてくれています。ほとんど執念に近いですね。初めて聴いたときのインパクトは大きいものでした。
もう一つはパレチニの協奏曲です。パレチニは過去にホ短調の室内楽版(DUX0150b)も録音していますが、室内楽版は作品の性格からピアノがまとめ役に徹してしまい、どうしてもストレスの溜まりやすい、正直つまらない演奏となっていました。ただ、今回の録音では要所要所でルバートをきかして(オーケストラも負けずにルバートをかましまくってます)、大変伸びやかにピアノを歌わせています。溌剌とした演奏は、時にヤンチャで「やりすぎ?」と思わせるところもありますが、若きショパンの作品の瑞々しい響きを堪能できる一枚です。

収蔵作品一覧

Vol.1 BALLADY. FANTAZJA
Vol.2 NOCTURNY
Vol.3 POLONEZY
Vol.4 SCHERZA, WARIACJE, BERCEUSE
Vol.5 ETUDES
Vol.6 WALTZES AND OTHER WORKS
Vol.7 PRELUDES, IMPROMPTUS
Vol.8 SONATAS
Vol.9 MAZURKAS
Vol.10 WORKS FOR PIANO AND ORCHESTRA
Vol.11 PIANO CONCERTOS
Vol.12 RONDOS, ALLEGRO DE CONCERT

外国人演奏家シリーズ
LENT... AND OTHER WORKS

ニューシリーズ
PRELUDES BARCAROLLE -Stanislav Bunin

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ピアノの詩人ショパンの文献目録です。ショパンに関する書籍を著者名、出版社名、発行日、ページ数とまとめて紹介しています。また海外の珍しい古書や楽譜なども紹介しています。